英語話せるのは当たり前?小学校の第二外国語で日本語・フランス語が人気―北京市

Record China    2010年7月10日(土) 18時6分

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7日、北京市では英語のほかに第二外国語の授業を取り入れている小学校が増えている。そのなかで生徒たちに人気が高いのはフランス語と日本語の授業だという。写真は北京市にあるフランス国営のフランス語教育機関。

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2010年7月7日、北京日報は、北京市内の多くの小中学校で第二外国語の授業が取り入れられていると伝えた。

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ここ数年の外国語学習熱により、中国国内では多くの高校や中学校が第二外国語の授業を導入。北京市では小学校でも第二外国語の授業が年々増えているという。授業開始当初は子供たちの負担が増えるとの心配もあった。しかし、実際に授業を取り入れているある小学校の児童を調査したところ、8割が第二外国語の授業を「好き」と答えている。

子供たちに特に人気のある外国語はフランス語と日本語。フランス語は就職の際に有利であり、通用する範囲も広い。日本語は漢字などの共通点があり中国人にとって学びやすいというのがその理由だ。有名大学への進学や一流企業への就職を目指す学生にとって、英語の習得はもはや当たり前すぎて自己のセールスポイントにはならないのが現状。これからの若者は第二外国語が話せることが進学就職の鍵だ。

フランス語やスペイン語、イタリア語などは英語と混同しやすいため、まだ英語の基礎力がついていない子供たちにとっては難しい授業になる可能性大。しかし専門家の多くは「記憶力や模倣力、感性の優れている子供の時期に外国語を学ぶべきだ」と第二外国語授業の低年齢化に賛成している。(翻訳・編集/本郷)

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