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6日、中国が米ウェスティングハウス・エレクトリック(WEC)社の技術を採用して原子炉10基を建設する可能性が高いと、中国の国営英字紙チャイナ・デイリー紙が報じた。写真は中国江蘇省・田湾原子力発電所の拡張工事現場。
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2010年7月6日、中国の国営英字紙チャイナ・デイリー(China Daily)紙が未確認情報として伝えたところによると、中国が米ウェスティングハウス・エレクトリック(WEC)社の技術を採用して原子炉10基を建設する可能性が高い。
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報道によれば、原子炉10基のうち、6基は湖南省・湖北省・江西省に、4基は浙江省と山東省に設置され、そのいずれにも最新の原子炉技術を用いたWEC社のAP1000が採用されるという。AP1000は米国原子力規制委員会(NRC)が認可した最も安全性の高く、経済性にも優れた原子炉で、現在世界の原子力発電分野で主流となっているほか、全世界の原発の約半数でWEC社の技術が採用されている。米国本土では現在AP1000を採用した原子力発電システムは14基が稼働している。
新たな原子力発電システムの採用は、地方経済の発展にとって有益なだけでなく、温室効果ガス排出の面でも高い抑制効果が期待できる。また、1基の導入につき専門エンジニア400〜500人が必要とされ、間接的にも1200余りの職位をもたらすとされている。(翻訳・編集/岡田)
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