不透明な中国の軍事、国内にも透明性を―米報告

Record China    2010年7月7日(水) 18時25分

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5日、米国防大学による報告書「中国の軍事透明性評価」が発表されたことで、中国軍事の透明性に対する注目が集まっている。写真は中国人民解放軍。

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2010年7月5日、環球網によると、米国防大学による報告書「中国の軍事透明性評価」が発表されたことで、中国軍事の透明性に対する注目が集まっている。全体的には徐々に透明性が高まりつつあるという。

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しかし、中国の軍事は海外に対しては透明性が高まりつつあるものの、国内に対しては依然として透明性が低いままだと報告書は指摘。海外ではすでに一般的になっている定期的な「一般開放日」を設けている基地は中国には未だ存在していない。米国ではペンタゴン(国防総省)ですらも一般開放されており、年に延べ10万人が見学に訪れている。日本では陸上自衛隊が「総合火力演習」として実弾演習の一般参観を、海上自衛隊も基地や艦艇の一般開放を行っている。

中国でも基地見学を実施することがないわけではないが、その対象は政府関係者や報道関係者、学生などごく一部。また、09年11月に成都軍区空軍が国内初となる基地の一般開放を行ったが、開放エリアがきわめて狭く、その内容も十分なものではなかったという。(翻訳・編集/岡田)

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