2010年7月5日、中国パソコン大手・レノボの柳伝志（リウ・チュアンジー）会長はこのほど、米アップルが中国市場における巨大なビジネスチャンスを逃しつつあるとコメントした。新浪網が伝えた。

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「我々は運がいい。（アップルの）スティーブ・ジョブズは中国市場に興味がない。もしレノボと同じく、アップルが中国市場に精力を傾けていたら大変だっただろう」とコメントした。金融危機から立ち直りつつあるレノボは、世界で最も成長が早く、1年以内に世界最大の市場になると見られる中国市場で30％のシェアを握っている。

中国の消費者はアップル製品を好んでいるが、中国での公式販売ルートは数店の直営店と販売権を得た契約店に限定されている。人気のiPhoneもキャリアを中国聯通（チャイナ・ユニコム）に限定されており、販売台数は低迷している。レノボのスマートフォン・楽フォンのほうが中国市場にマッチしており、優勢だと柳会長は自信を見せた。（翻訳・編集/KT）