「北朝鮮の行為を見て見ぬふりするな」!=オバマ大統領、中国に警告―中国紙

Record China    2010年6月30日(水) 11時30分

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29日、中国紙は、オバマ米大統領がG20首脳会合閉幕後のスピーチで、韓国哨戒艦沈没事件に対する中国の姿勢について「故意に見て見ぬふりはしないよう」警告したと報じた。写真はソウル市市庁前の広場に設けられた哨戒艦沈没事故犠牲者の追悼の場。

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2010年6月29日、中国紙・環球時報は、オバマ米大統領が27日、20か国・地域(G20)首脳会合閉幕後のスピーチで、韓国哨戒艦沈没事件に対する中国の姿勢について「故意に見て見ぬふりはしないよう」警告したと報じた。29日付で環球時報が伝えた。

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記事は、閉幕したばかりのG20では朝鮮半島問題が人民元問題に取って代わり、一部の国から中国が名指しで批判されたと報道。また、オバマ大統領は27日のスピーチで、国連安全保障理事会に対し、「北朝鮮の好戦的な行為は容認できない」との姿勢を明確に示すよう求めたほか、中国に対して公然と「北朝鮮問題を故意に見て見ぬふりしないよう」警告したと伝えた。

また、記事は、米韓を中心とする各国が中国への圧力を強めていることは、同問題が間もなく国連安保理に提議されることを意味しているとし、朝鮮半島にとって慌ただしい1週間が始まろうとしていると指摘した。

記事はこのほか、韓国メディアが、北朝鮮への非難が盛り込まれたG8首脳宣言にロシアも署名し、今後これが国連安保理の議長声明もしくは決議案の草案になる可能性も浮上していると紹介。しかし、解決のカギを握る中国がG8に含まれていないとして、「この事実を軽視してはならない」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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