「朝鮮戦争での中国人民志願軍の死者数は18万人」の新説=従来発表から半減―中国

Record China    2010年6月28日(月) 18時47分

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26日、国防大学教授の徐焔少将はこのほど、朝鮮戦争で死亡した中国人民志願軍の兵員が18万人前後だったとの研究を発表した。写真は昨年4月、丹東市の朝鮮戦争記念館。

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2010年6月、国防大学教授の徐焔(シュー・イエン)少将は、朝鮮戦争で死亡した中国人民志願軍の兵員が18万人前後だったとの研究を発表した。26日、人民網が伝えた。

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徐少将の研究は雑誌「文史参考」に掲載されたもの。改革開放まで中国政府は朝鮮戦争における死者数を公開せず、ゆえに一部では過大な数字もささやかれていた。改革開放後、歴史史料の公開が進み、1980年代には36万人死亡という数字が発表された。ただしこの数字は志願軍司令部が算出した兵員純減数でしかない(前線に送り込み、帰還しなかった兵員の合計)。

徐少将は、医療部門の正確な死者数統計と病院の負傷者統計とをまとめ、戦闘及び事故での死亡11万4084人、負傷38万3218人(同一人物が2回負傷した場合、2人とカウントされる)、後方での入院治療45万5199人(重複カウントの可能性あり)、戦場での行方不明者2万5621人との数字を導き出した。また、医療部門の統計によると、病院内で負傷者2万1679人が死亡、1万3214人が病死したという。

上記統計の死者数は合計で14万8977人。ただしこの数字には行方不明者中の死者、戦場での労働者は含まれていない。徐少将によると、朝鮮戦争記念館が各地域から収集した統計によると、1990年代時点での朝鮮戦争烈士(戦争に命をささげた人)が17万16669人。その後、追加もあり、現在では18万3108人に増えている。

これらの統計を考慮すれば、朝鮮戦争での中国人民志願軍の死者数は従来を大きく下回る18万人前後だと徐少将は結論づけた。(翻訳・編集/KT)

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