2010年6月22日、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督の最新作「一代宗師」が、来年のお正月映画バトルに参戦するという。中国新聞網が伝えた。

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ウォン監督の待望の最新作「一代宗師」は、故ブルース・リーの師匠・葉問（イップ・マン）を描くもの。トニー・レオン（梁朝偉）主演で、人気女優チャン・ツィイー、「レッドクリフ」のチャン・チェン（張震）、韓流女優ソン・へギョら豪華キャストを揃え、昨年11月にクランクイン。現在は撮影を続けながら、すでに編集作業に入っているとされている。

1本の作品に長い時間をかけるウォン監督だが、今回は投資側からのプレッシャーと、「葉問」映画ブームによる観客のニーズに応えるため、急ピッチで作業を進めているところ。このため、来年のお正月映画バトルへの参戦はほぼ間違いないという。

お正月映画には、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の純愛映画「山［木査］樹之恋」、チェン・カイコー（陳凱歌）監督の「趙氏孤兒」、北海道旅行ブームを生みだした大ヒット作の第二弾でフォン・シャオガン（馮小剛）監督の「非誠勿擾2」、チアン・ウェン（姜文）監督の「譲子弾飛」といった人気監督による最新作が一気に公開されるため、豪華なバトルに早くも期待が集まっている。（翻訳・編集/Mathilda）