「ゲーテを読もう」「タンを吐くな」=国際都市めざし市民教育を強化へ―陝西省西安市

Record China    2010年6月23日(水) 21時32分

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2010年6月22日、華商報は記事「西安の国際的大都市建設=市民の約半数に英語習得を求める」を掲載した。国際都市を目指す西安市は、市民の素養として英語や詩の学習などを求める一方、「タンを吐いたら罰金」など低レベルな要求も。写真は西安市を訪れた旅行客。

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2010年6月22日、華商報は記事「西安の国際的大都市建設=市民の約半数に英語習得を求める」を掲載した。

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西安市文明弁公室、西安市社会科学院は共同で「西安市の国際的大都市市民の文化的素養育成に関する対策研究」を発表した。今後10年間で国際的大都市を目指す西安市が市民教育に関する基本的な基準を検討したもので、市政府の参考資料として用いられる。

具体的な課題としては、2015年までに市民の半数は繁体字(香港・台湾で採用されている旧字体の漢字)500文字、英語900語をマスターすることなどが盛り込まれた。さらに英語教育費補助を通じて、市民の80%が英語で西安市観光地の説明ができるようになるとか。このほかにも唐詩、宋詞から始まり、ゲーテやプーシキンの詩を読むことまで求められるという。

こうしたハイレベルな要求がある一方で、「路上にタンを吐いたら罰金」「ゴミのポイ捨てに罰金」「信号無視に罰金」というきわめて低レベルな要求も同居している。(翻訳・編集/KT)

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