北京・上海を結ぶ京滬高速鉄道、2〜3か月前倒しで2012年末開通へ―中国

Record China    2010年6月23日(水) 11時21分

拡大

20日、北京・上海を結ぶ京滬高速鉄道(京滬高鉄)の梁架工事は完成。今年末には工程の90%が終わる見込みで、2012年末には開通が期待できそうだ。写真は10年5月末に完成したばかりの京滬高鉄路線最後の橋梁。

(1 / 4 枚)

2010年6月20日、北京・上海を結ぶ京滬高速鉄道(京滬高鉄)の梁架工事は、重量900tの箱梁が北京地区の鉄橋上に設置されたことで完成し、線路敷設や駅舎建設の工事を行う段階に到達した。京滬高速鉄道公司の李志義(リー・ジーイー)社長は「このままいけば、予定していた48か月という工期を2〜3か月短縮でき、12年末には開業できる」と語った。21日付で北京商報が伝えた。

その他の写真

京滬高鉄はすでに6〜7割の工程が済んでおり、今年末までには8〜9割が完成するとみられている。李社長によると今年11月15日には軌道板の設置が終了し、11年5月には試運転を開始。7〜9月には試運転を終了し、12年末までには開通させたい考えだ。

京滬高鉄は全長1318kmのうち、244基にもなる橋の総延長は1059.7km。橋を架けることで用地の節約を行ったところに特徴がある。李社長によると「橋の上を走らせれば必要な土地幅は18mで収まるが、地上に線路を敷くとその2〜3倍は必要だ。合計で20平方キロ以上を節約できる」と語った。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携