中朝国境の白頭山が5年以内に噴火の恐れ、威力はアイスランド火山噴火の1千倍?―韓国紙

Record China    2010年6月21日(月) 15時0分

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16日、韓国・釜山大学の尹成孝教授は、中朝国境に位置する白頭山が4〜5年以内に噴火する可能性が高いとする中国の火山学者の予測を同国気象庁主催のセミナーで報告した。写真は8日の白頭山。

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2010年6月16日、韓国・釜山大学の尹成孝(ユン・ソンヒョ)教授は、中朝国境に位置する白頭山(中国名:長白山)が4〜5年以内に噴火する可能性が高いとする中国の火山学者の予測を同国気象庁主催のセミナーで報告した。20日付で韓国の聯合ニュースが伝えた。

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尹教授によれば、中国の火山学者は白頭山が2014年から2015年の間に噴火する可能性が非常に高いと指摘した。噴火の威力は今年4月のアイスランドの火山噴火の1000倍に達する見込みだという。同山は2002年6月に中国吉林省汪清県でマグニチュード(M)7.3の地震が発生して以降、地震の頻度が10倍以上も増えたほか、頂上のカルデラ湖、天池の地形が変化し、その周辺の森林からは火山ガスが常に噴出している状態となっている。こうしたことから、尹教授は「正確な噴火時期は予測できない」としながらも、「近い将来、噴火する可能性は非常に高い」と強調し、韓国政府に事態を重く見るよう訴えた。

韓国気象庁はこれを受け、対策に乗り出すことを決定。各国の協力も得ながら被害の最小化に努めるとしている。(翻訳・編集/NN)

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