2010年6月18日、情報セキュリティー会社の米ベリサインによると、中国の国別コードトップレベルドメイン「．cn」の登録数が減少し、昨年の世界第2位から第4位に後退した。南方都市報が伝えた。

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1年前にはトップの「．com」を追い抜く勢いだった「．cn」だが、今年は登録数が大幅に減少した。ベリサインによると、上位10位は順に、「．com」「．de」「．net」「．cn」「．uk」「．org」「．info」「．nl」「．eu」「．ru」。2010年第1四半期末時点の登録ドメイン名の総数は累計で1億9300万件を超えたという。第1四半期だけで見ると、前年同期比1100万件の増加だった。

「．cn」が減少した理由について、ベリサインのドメイン名サービス部門の副総裁を務めるパット・ケイン氏は「もともと販売促進として低価格で売られたものが、高い更新料が必要になってきた。さらに、中国インターネット情報センター（CNNIC）も登録者の実名提出を求めるなど監督が厳しくなっている」と指摘した。（翻訳・編集/NN）