<W杯>アフリカ観光ブーム到来?ターゲットは中国人観光客―中国紙

Record China    2010年6月20日(日) 11時44分

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17日、京華時報は、アフリカ各国がW杯効果によるアフリカ観光ブームの出現に期待しており、その中でも中国人観光客がブームの中心になるだろうと伝えた。写真はケニア。

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2010年6月17日、京華時報は「アフリカ各国がW杯効果によるアフリカ観光ブームの出現に期待しており、その中でも中国人観光客がブームの中心になるだろう」と伝えた。

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記事によると、アフリカ各国はW杯効果による観光産業の発展に大きな期待を寄せている。南アフリカ観光局は大会開催前、「W杯が南アを世界第一級の観光地に昇格させるだろう」と予測。同国W杯実行委員会は、今年夏季からの2年間で、W杯効果は同国に31億ドルの観光収益をもたらすと推算している。中でも中国人観光客誘致のため、同国政府は今年5月、中国人の個人旅行を解禁した。

観光が主要産業であるケニアの観光局は「今年のケニアの観光産業は大幅に伸びる」とし、ジンバブエ国家観光局も「W杯が観光業界にもたらす効果は大きく、2013年には観光産業がGDPの50%を占めるまでに成長するだろう」と期待を示している。

一方、中国国内の旅行業者は、W杯を契機としたアフリカツアーの売り込みに力を注いでいる。パックツアー商品の拡充以外にもオリジナルツアー商品の取り扱いを開始するなど、差別化を打ち出している。また、価格面でのお値打ち度をアピールする商品も登場しており、W杯終了後の南アフリカへのツアーならば、夏休み期間中でもW杯期間中の半額以下の価格だという。ツアーの内容は複数の国立公園周遊や、国立公園内で宿泊するサファリ観光、高級ホテルや航空会社を利用した豪華ツアーなど。

中国人観光客のアフリカ訪問者数は、09年は38万人だったが、今年は第1四半期(1−3月)だけで前年同期比42%増の12万6000人に達しており、今後一層の増加が見込まれている。(翻訳・編集/HA)

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