<W杯>アジアでも取り残される中国サッカー、指導者層の腐敗が原因―中国

Record China    2010年6月17日(木) 12時54分

拡大

16日、8年前のW杯では本戦への初出場を果たした中国代表だったが、今では見る影もなく、アジアでもすっかり取り残された状態になっている。写真は08年に行われたW杯地区予選に出場した中国代表。

(1 / 4 枚)

2010年6月16日付の新華社が報じた記事は、南アフリカで開催中の2010FIFAワールドカップにおいてアジア勢の戦績が目覚ましい中、地区予選すら突破できなかった中国の惨状を嘆いている。今期W杯グループリーグでは韓国がギリシャを2対0で下し、日本もカメルーンを1対0で下したほか、北朝鮮は世界最強のブラジルから1点を奪うなど活躍が光るが、中国は予選で敗退しW杯本戦へ進めなかった。

その他の写真

中国のサッカー界は指導者層の腐敗など度重なる問題によって長期的な展望も望めない状態だ。サッカー界の上層部は、自分自身の在任期間にどれだけの戦績を挙げ、メンツを保つかということにしか興味がない。その場しのぎの対応や度重なる方針の変更が続いたことで、中国サッカー界は成績だけでなく、全体の質までもが低下してしまっているという。8年前の大会ではW杯本戦への初出場を果たした中国代表だったが、今では見る影もなく、アジアでもすっかり取り残された状態になっている。

今大会での北朝鮮代表は「中国にとって良い手本になる」と記事は指摘し、北朝鮮選手の忍耐強く、努力をいとわない姿勢を評価。チームが一丸となってひたむきに練習し、協会や指導者層の方針も一貫してブレがない点など、北朝鮮から学ぶ点は多いとしている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携