丹羽新中国大使、白居易をこよなく愛する庶民派―中国紙

Record China    2010年6月17日(木) 10時48分

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16日、戦後初の民間人出身の中国大使に任命された元伊藤忠商事相談役の丹羽宇一郎氏(71)。中国経済界と太いパイプを持つ「中国通」であると同時に江蘇省の経済顧問も務める「江蘇通」だ。写真は丹羽氏とゆかりの深い江蘇省の省都・南京市。

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2010年6月16日、戦後初の民間人出身の中国大使に任命された元伊藤忠商事相談役の丹羽宇一郎氏(71)。中国経済界と太いパイプを持つ「中国通」であると同時に江蘇省の経済顧問も務める「江蘇通」だ。現代快報が伝えた。

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丹羽氏は1962年に伊藤忠に入社。中国の改革開放初期にあたる80年代から対中ビジネスに携わり、中国の政財界に幅広い人脈を持つ。中国側の信頼も厚く、北京市や江蘇省の顧問も務める。98年に社長に就任した後は大胆な改革で負債にあえいでいた同社を見事復活させた。弁当も自ら買い、出勤には電車を利用するという庶民派。今年4月に取締役相談役に就任した際は、「私はもう社長ではありません。普通のおじさんです」とユーモアたっぷりに語ったというエピソードもある。

また、丹羽氏の中国大使就任のニュースは伊藤忠の南京事務所でも大きな話題となった。管理室の兪衛(ユー・ウェイ)室長は「かなり以前から予測はあった。本当に誇りに思う」と話した。(翻訳・編集/NN)

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