自殺者が年7000人に、高齢者のうつ病増える―山東省青島市

Record China    2010年6月18日(金) 11時49分

拡大

15日、山東省青島市精神衛生センターは、同市の自殺者は毎年7000人を超えていることを明らかにした。うち、多くが心の問題を抱えているという。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年6月15日、山東省青島市精神衛生センターは、同市の自殺者は毎年7000人を超えていることを明らかにした。うち、多くが心の問題を抱えているという。新華網が伝えた。

その他の写真

センターによると、心の病を抱える患者は増え続けており、特に高齢者に目立つ。仕事・経済的地位・子女・伴侶など多くを失ったことによる喪失感に加え、脳の衰えなど生理的な要因もあり、うつになるケースが多い。センターの高齢者向けベッド数は増え続け、現在は150床になった。

センターは、自殺防止のための相談電話を24時間体制で受け付けているが、相談件数は1年間にわずか1〜2件。専門家は、自殺防止のため社会体制を早急に確立するべきだと話している。

中国の自殺者は10万人中23人。願望を持つ人はその8〜10倍に上るとみられる。(翻訳・編集/東亜通信)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携