中国の武器・装備、ヨーロッパで初めて展示―フランス

Record China    2010年6月17日(木) 6時39分

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14日、BBC電子版は、フランス国防展において中国の武器が展示されたと報道した。ヨーロッパで中国製の武器や装備が展示されるのは初めてのことだ。資料写真。

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2010年6月14日、英公共放送BBCの電子版(中国語サイト)は、フランス国防展において中国の武器が展示されたと報道した。ヨーロッパで中国製の武器や装備が展示されるのは初めてのこと。英軍事週刊誌ジェーン・ディフェンス・ウィークリーのフェルステッド編集長は「中国の軍備開発技術はすでにロシア模倣を超え、国際市場進出を射程に入れはじめた」と評価した。

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ヨーロッパ連合(EU)は、中国から武器を購入することを禁止している。しかし、フランスのエルヴェ・モラン国防相は「国防展は世界最大の陸上兵器の展覧会。中国企業が参加するのは何ら問題はない」と語った。89年の天安門事件以来、禁止されている中国製武器の輸入に関しては、フランスが撤廃を求める動きを見せている。一方、国際人権NGO・人権観察組織(HRW)フランス支部の責任者は「EUの立場を支持する」とし、今回の中国企業出展を批判した。

同展覧会はパリで隔年開催、一般には非公開。展示品は手錠から戦車までさまざまで、130か国の軍需産業、政府および軍事関係者が見学や買い付けに訪れる。多くの国が軍事費削減を行う傾向の中、今回の国防展には前回の08年に比べ、10%増加の1311企業が出展した。中国からは中国北方工業公司、保利科学技術有限公司など6企業がお目見えした。(翻訳・編集/小坂)

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