過去10年間で中国人孤児6万人が米国人家庭へ―米華字紙

Record China    2010年6月17日(木) 7時46分

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12日、米華字紙・僑報は、99〜09年の10年間で、およそ6万人に及ぶ中国人孤児が米国人家庭に引き取られたと伝えた。写真は中国の孤児。

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2010年6月12日、米華字紙・僑報は、99〜09年の10年間で、およそ6万人に及ぶ中国人孤児が米国人家庭に引き取られたと伝えた。環球時報の13日付の報道。

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張亜遂(ジャン・ヤースイ)中国駐米大使が12日、国際児童デー(6月1日)と端午の節句(旧暦5月5日)にちなんだパーティーを主催し、米国人家庭で育てられている90人の中国系養子とその保護者らを招いた。

大使は「多くの中国人孤児が遠く米国へ引き取られ、幸せな家庭を築いている事実は、民族や距離を超えて、東西文化が共存できることの証。彼らには将来、米中のかけ橋になってもらいたい」とコメントした。統計では、99〜09年の10年間で、米国では中国人孤児5万9000人の養子縁組が成立している。

ただし、中国側が養子縁組の基準を厳格化したことに伴い、その数は減少傾向にある。米国務省の関連機関の責任者によると、「養子および扶養家庭の利益を守りたいという中国政府の方針は理解できる。今後も協力関係を保持しながら、養子縁組手続きや待ち時間の短縮を図りたい」としている。

米国務省の統計では、米国に引き取られる養子の数は04年をピークに徐々に減っている。04〜07年にかけての養子出身国のトップは中国だった。(翻訳・編集/愛玉)

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