2010年6月8日、AFP通信は記事「海賊版ユニフォームでスペイン代表を応援する中国サポーター」を掲載した。12日、環球時報が伝えた。

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海賊版ユニフォームは中国ネットショップの人気商品の一つ。中国官製メディアの報道によると、ネットショップが抱える在庫は10万着を超える。値段は50元（約670円）前後という安さだ。一番人気はスペイン代表で1万7000着が販売された。以下、英国、フランス、アルゼンチン、イタリア、ポルトガル、オランダ、日本と続く。

スペイン代表レプリカユニフォームは本物ならば1499元（約2万100円）と、中国人の月収に相当するお値段。あるネットショップ経営者は「海賊版ユニフォームは賢い選択肢ですよ。大金を払って買ったユニフォームでサッカーをしたら破れてしまうかもしれない。誰もそんなことしたがりませんよ」と話した。その経営者の店では先月、アルゼンチン代表の海賊版ユニフォームだけで590着を売ったという。

11日、サッカー南アフリカW杯が開幕した。いまだW杯で優勝したことがないスペイン代表だが、中国のサッカーくじでは注目の的。その人気はすでにブラジル代表をも上回っている。（翻訳・編集/KT）