反韓感情の再来か?韓国大使館が措置を模索=韓流アイドルのサイト炎上事件から思わぬ展開―中国

Record China    2010年6月11日(金) 19時8分

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11日、上海万博で行われた韓国のアイドルグループのイベントで起きた大乱闘「スーパージュニア事件」を韓国メディアも大きく報道した。韓流ファンへの攻撃が、反韓感情にまで発展している。写真は同ファンを阻止する警備員。

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2010年6月11日、環球時報によると9日、上海万博で行われた韓国のアイドルグループ「スーパージュニア」らのイベントでファンが乱闘騒ぎを起こしたことに腹を立てた10万人を超える中国のネットユーザーが、一斉にスーパージュニアの関連サイトに攻撃を仕掛けたが、韓国メディアもこの事件を大きく報じた。

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韓国・聯合ニュースの10日付の社説は、これは08年の北京五輪前後にも中国で起こった「反韓感情」の再来だと評したという。記事によると、9日午後、中国国内の多くのウェブサイト上に「馬鹿どもをせん滅するまでは決して聖戦を停止しない」という意味のスローガンが出現し、無数の書き込みが関連サイトを次々と「襲った」。一部サイトの書き込みのクリック数は8000回以上、合計すると少なくとも60〜70万回に上るという。

当初、同スローガンの攻撃対象はスーパージュニアのファンだった。記事は、スーパージュニアが出演する同イベントの入場券は数千枚配られる予定だったが、最終的に500枚しか配られず、それに腹を立てた多くのファンが会場外に居坐り、周辺に「大渋滞」を引き起こしたと指摘。会場のボランティアに唾を吐くファンもおり、これが引き金となって中国のインターネットユーザーらはスーパージュニアと混乱を引き起こしたファンに対する攻撃を展開したという。

しかしその後、攻撃の対象が韓流ファン全体、そして他の韓流スターにも拡大していき、反韓感情にまでなったと記事は分析した。北京の韓国大使館関係者は、インターネット上の反韓感情の実態を把握した後で必要な措置をとるとのコメントを発表している。(翻訳・編集/津野尾)

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