<卒業シーズン>恩師や友人、恋人の親を招いた「お食事会」で大学生は大忙し!―中国

Record China    2010年6月13日(日) 20時50分

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10日、中国・広東省では卒業間近の大学生たちが恩師や友人を招いて食事会を開くという。なかには就職も決まった卒業生カップルがお互いの両親を食事に招待して「顔合わせ」するケースも。資料写真。

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2010年6月10日、中国では今が卒業シーズン。今年度、一般大学を卒業する大学生は全土で約630万人いるといわれる。こうしたなか、広東省の大学生の間で卒業記念の「お食事会」を開くことが流行しているという。中国新聞網が伝えた。

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広東省梅州市嘉応学院文学部4年の男子学生・李さんは9日、今月になって3度目の食事会を開いた。1度目は恩師を招いての「謝恩会」、2度目は友人を招いての「お別れ会」、3度目は同郷の後輩たちを招いての「祝賀会」だという。また、同じ大学の温さんは、在学中に仲の悪かった同級生2人を招いて仲直りのための会を開催。彼によると、同大学の4年生は卒業シーズン、少なくとも3回はこうした食事会の幹事を担当するという。

食事会の目的はさまざまだが、最近では、卒業後も互いの絆を誓い合った学生カップルが、卒業式出席のために来た両親同士を紹介する会を開くケースも。こうした「お食事会ブーム」に喜んでいるのは大学周辺にあるレストランの経営者たちだ。嘉応学院そばのレストラン店主は「この5月から店の売上が2倍に」とホクホク顔。各レストランでは大学の卒業生を対象に、各種特典や優待サービスを用意して対応しているという。(翻訳・編集/本郷)

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