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9日、中国は世界最大の豚肉消費国だが、生活水準が向上するにつれ、牛肉の消費も大幅に増えており、中国が牛肉の純輸入国になる可能性もあるという。写真は吉林市の鍋料理店。
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2010年6月9日、環球時報によると、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は4日、中国は世界最大の豚肉消費国だが、生活水準が向上するにつれ、牛肉の消費も大幅に増えており、中国が牛肉の純輸入国になる可能性もあると伝えた。
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2004年、狂牛病により米国からの牛肉輸入が禁止されて以来、中国は牛肉の純輸出国となっているが、ラボバンク・インターナショナルが先日公表したところによれば、中国の食肉需要が急速に高まっており、早ければ年内にも牛肉の純輸入国になる可能性があるという。
また、中国の牛肉需要は、2008年には600万tだったが、2015年には740万tにまで増加する見込み。食肉牛は出荷までに2〜3年の期間を必要とするため、需要の増加に追いつかない可能性が高いと、ラボバンクのアナリストは指摘している。
なお、純輸入国とは、輸入額が輸出額を上回っている状態の国を指す。一方、純輸出国とは、輸出額が輸入額を上回っている国を指す。(翻訳・編集/岡田)
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