ナシ族(纳西族)

配信日時:2006年6月16日(金) 8時4分
ナシ族(纳西族)
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雲南省麗江ナシ族自治県の四方街で休憩しているおばあさん。
◆人口/人口は30万8839人。

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◆地域/主に雲南省麗江ナシ族自治県とその周辺区域に集中的に居住しており、四川省の塩源、塩辺、木里などの県とチベットの茫康県にも分布している。

◆言語/ナシ語を使用し、この言語は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語派、イ語分支に属する。漢族と仲良く付き合ってきたため、大多数が漢語を話せる。ナシ族にはもともと2種類の文字があった。一つは表意の象形文字で、東巴文と称され、もう一つは表音の音節文字で、哥巴文と呼ばれている。1957年に、ローマ字を基礎とするナシ表音文字が作り出された。

◆宗教/ナシ族は普遍的に、多数の神を祭るトンバ教を信奉しているが、少数はラマ教、道教あるいはキリスト教を信奉している。

◆歴史・文化/ナシ族は中国の長い歴史をもつ民族の一つで、南へ移住した古代羌族の一派である。ナシという民族名は古代髦人のある部落の名から来たものである。漢の時代の文献に記載されている「もう牛夷」「摩沙夷」が、ナシ族の祖先である。地域によって、ナシ族の自称は異なり、「ナシ」「ナ(納)」「ナジョ(納汝)」「ナニ(納日)」などと称していたが、1949年新中国成立後、ナシに統一された。◇ナシ族は自民族の発展において、独自の民族文化を作り出してきた。西暦7世紀に現われたトンバ文字は、世界でも希少な象形文字である。トンバ文字で書かれた「トンバ経書」には、ナシ族の古代からの歴史が書かれていて、ナシ族の社会発展の歴史を研究するための貴重な資料となっている。

◆文化/ナシ族は農業を主とし、水稲、トウモロコシ、ジャガイモ、小麦、豆類、綿花、麻等を栽培している。
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