首相が交代しても変わらない日本の対中接近―英紙

Record China    2010年6月6日(日) 11時53分

拡大

3日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「日本の親中傾向はまだ終わらない」を掲載した。米国と距離を取り中国接近を図った鳩山首相。首相交代後も日本はこうした傾向を引き継ぐという。写真は北京市中南海の新華門。

(1 / 4 枚)

2010年6月3日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「日本の親中傾向はまだ終わらない」を掲載した。5日、環球時報が伝えた。

その他の写真

鳩山由紀夫首相の突然の辞任。これは米中関係にどの程度影響するだろうか。鳩山首相は「東アジア共同体」の創設を訴え、また大規模な議員訪中団を組織。長年にわたり「特殊な関係」を築いてきた米国と距離を取ろうとする興味深い試みを行った。結局、普天間問題が引き金となった辞任に追い込まれたが、日本の「対中接近」は首相交代により終わりを告げるのだろうか。

そう簡単にはいかないだろう。半島情勢の緊迫化もあり、鳩山首相も日米同盟の重要性を否定することはできなかった。しかしやり方は稚拙でつたないものだったかもしれないが、鳩山首相の試みは日本に存在する、ある重要な発想の体現であり、その発想が消えたわけではない。

米軍はすべての日本人に歓迎されているわけではない。さらに民主党、そして自民党の一部には、日本は中国の台頭に適応し、より良好な日中関係を築くべきだと考えている政治家が存在する。たとえある程度、米国との伝統的な関係を代価に払っても、だ。こう考えるグループは首相交代によって消滅することはないだろう。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携