<中国首相訪日>温首相、「未来志向、それは憎しみを後代に伝えないこと」と強調

Record China    2010年5月31日(月) 10時7分

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2010年5月30日、温家宝首相は東京に到着、3日間の日本訪問が始まった。30日夜には民間団体主催の歓迎パーティーに出席。日中友好の重要性を訴えた。写真は盧溝橋事件の遺跡。銃弾の跡が生々しく残っている。

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2010年5月30日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は東京に到着、3日間の日本訪問が始まった。中国新聞網が伝えた。

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30日夜、温家宝首相は日中友好団体、在日華僑団体が主催した歓迎パーティーに出席した。席上、温家宝首相は即興で漢詩を詠んだ。「氷が溶けて春水となる。雨が青山を過ぎれば外には緑。大地には草木が茂っている。」日中関係の雪解けを歌ったものだ。

日中の協力と交流の重要性を強調した温家宝首相は、両国関係の課題となっている歴史問題にも触れた。「歴史問題に触れることを恐れてはならない。それは客観的な存在なのです」と話し、その上で歴史を教訓として未来へ向かう重要性を訴えた。未来志向とはすなわち憎しみを後の世代に伝えないこと。かつての悲劇は日本のごく一部の軍国主義者がもたらしたものであり、日本国民もまた被害者だったと発言した。(翻訳・編集/KT)

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