ヤオ族(瑶族)

Record China    2006年5月8日(月) 0時0分

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◆人口/ 

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人口は263万7421人。

◆地域/ 

主に広西チワン族自治区に居住しているが、湖南、雲南、広東、貴州などの省にも分布している。

◆言語/ 

ヤオ語を使用する。ヤオ語は漢語・チベット語系のミヤオ・ヤオ語族ヤオ語分支として分類されている。ヤオ語は3種類の言語の総称で、ミェン (勉)語、プヌ (布努)語、ラキャ (拉珈)語という3つの方言に大別されている。そのため、同じヤオ族でも地域によって言語に大きな差異がある。ヤオ族の人たちは、ヤオ語の他にチワン語と漢語を使用することができる。自民族の文字は持たず、漢語の文字を使用している。

◆宗教/ 

ヤオ族の宗教信仰は様々で、自然崇拝とトーテム崇拝を行なっている人もいれば、道教を信奉している人もいる。

◆歴史/

ヤオ族は中国の長い歴史をもつ民族の一つで、ルーツは古代の「荊蛮」「長沙武陵蛮」「莫徭」「蛮徭」であるとみられている。ヤオ族は、「勉」「金門」「布努」「拉珈」「炳多優」などと自称している。それぞれ、異なった生業や居住地域、服飾、頭の飾りによって、数十種の異なった呼称があり、盤瑶、山子瑶、頂板瑶、花藍瑶、過山瑶、白コ瑶、紅瑶、藍テン瑶、八排瑶 、平地瑶、オウ瑶、茶山瑶、背簍瑶などと呼称されていた。現在は、これらの呼称の中に含まれる「瑶」という文字を用い、「ヤオ族」と総称されることになった。

◆文化/ 

ヤオ族の大部分は農業を生業とし、林業などの副業にも携わっている。自給自足の生活を送っている。

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