<レコチャ広場>香港の評論家、台湾の温泉文化を酷評、「温泉は日本に限る」

Record China    2010年5月24日(月) 11時55分

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21日、香港の著名な美食家・蔡瀾氏は、ブログで日本と台湾の温泉を比較、台湾の温泉には行こうと考えない方が良いと述べた。写真は台東市の知本温泉。

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2010年5月21日、日本の大学で学んだこともある香港の著名な美食家・蔡瀾(チャイ・ラン)氏は、新浪ブログに記事「温泉文化」を発表、日本と台湾の温泉を比較した上で、台湾の温泉には行こうと考えない方が良いと述べた。以下はその要約。

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台湾へグループ旅行をした際に、メンバーの1人が私に尋ねた。「台湾は火山帯。たくさんの温泉があるでしょう?」。確かに温泉は多い、ただし、台湾の温泉文化はかなり後れている。

その昔、多くの台湾人が日本へ旅行して温泉の素晴らしさに魅せられ、台湾にも温泉を開発したいと考える人々が増加し、台北市の陽明山付近にも山菜料理や放し飼いの地鶏料理を提供する温泉宿がいくつもできた。ある出版社の社長が、「毎週入泉しなければ罰金」というルールの「強到会」を組織したことが伝説になっている。この会には私も何度か参加したが、どの温泉も寂れており、水着着用の入泉者もいた。温泉文化が未発達なことが原因だったのだろう。

ここ数年は様子もかなり変わった。各観光地には豪華なホテルができ、浴場も日本と全く同じ作りになっている。しかし私は台湾の温泉は旅行者にはお勧めしない。なぜなら、台湾の温泉の多くは硫黄泉に属しているため強烈なにおいがするから。台湾人はにおいがなければ入浴効果がないと信じているが、実はそうではない。日本人は、無臭、無色で、浸かって自分の身体をひとなでしたときにスベスベ感がある湯でなければ上等の温泉だと認めない。

それに、台湾人は温泉に浸かりながらタオルで身体を擦る習慣があり、湯の表面に汚れの黒い固まりが浮かんでおり、見ただけでうんざりする。台湾へ行くなら、名物料理を食べに行くのが正解だ。温泉に浸かろうなんて考えない方が良い。(翻訳・編集/HA)

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