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周囲のほとんどのビルが眼下に見下ろせる。72階の工事にさしかかった上海ワールドファイナンスセンターの建設作業は、目も回るような高所で行われている。
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2006年12月4日、上海建工集団の作業員たちが、高さ310mの上海ワールドファイナンスセンターの工事現場で働いている。
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この工事現場からは、大都会上海の街並みが一望のもと。とてもよい眺めだが、まだ完成しないビルの心もとない足場に立って眺める気分の余裕は、ここを訪れたカメラマンにはなかった。しかしさすが、ビルの工事作業員たちは足がすくむような高所を恐れもせず、手すりに寄りかかったりせまい足場をひょいひょいと行き来したりしていた。
関係者の説明によると、上海ワールドファイナンスセンターは現在72階まで建設が進み、3日に1階という速度で天を目指しているという。来年4月に完成すると101階建てとなり、同市にある高さ420.5m、88階の現在世界最高のホテルグランドハイアット上海を越え、新たな世界最高のビルとなる。
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