三国志の英雄・曹操の甥「曹休」の墓を発見―河南省洛陽市

Record China    2010年5月18日(火) 12時33分

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17日、河南省文物局は洛陽市内で開いた記者会見で、三国時代の英雄・曹操の甥(おい)にあたる曹休の墓が発見されたと発表した。同省では昨年末、曹操のものと思われる墓が発見されたばかり。写真は曹休のものと発表された墓と出土品。

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2010年5月17日、河南省文物局は洛陽市内で開いた記者会見で、三国時代の英雄・曹操の甥(おい)にあたる曹休の墓が発見されたと発表した。同省では昨年末、曹操のものと思われる墓が発見されたばかり。国際在線が伝えた。

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曹休のものと発表された墓は09年4月、連霍高速道路の拡張工事の最中に発見され、同年5月から発掘作業が行われていた。墓の大きさは東西50.6メートル、南北21.1メートル、深さ10.5メートル。盗掘の際に開けられた穴も6カ所見つかったが、全体的に保存状態は良好。

墓の前室と側室のいずれからも散乱した人骨が発見され、男性と女性各1人ずつのもので、男性は50歳過ぎで身長は約171センチ、女性は40歳前後であることが分かった。墓の後室から約2センチ四方の「曹休」と彫られた銅印が見つかったことが、墓が曹休のものだと断定する重要な決め手となったという。

北の側室にも棺桶が置かれた形跡があることから、墓は3人が合葬されたものだとみられている。このほか、陶器や銅器、鉄器、金銀器なども発見された。(翻訳・編集/NN)

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