拡大
12日、広東省広州市血液センターは市内在住の男性(23)の血液から臓器移植後の拒絶反応に関与すると見られる新たなMICA遺伝子を発見したと発表した。写真は先月7日、北京の3歳の白血病患者に造血幹細胞を提供した海南省の大学生。
(1 / 4 枚)
2010年5月12日、広東省広州市血液センターは市内在住の男性(23)の血液から臓器移植後の拒絶反応に関与すると見られる新たなMICA遺伝子を発見したと発表した。世界保健機関(WHO)にも承認され、「MICA*061」と命名された。13日付で新快報が伝えた。
【その他の写真】
臓器移植において最も大きな問題は拒絶反応だ。移植患者がドナーに対する抗体を持っている場合、拒絶反応が起こる。「MICA」は近年、これを保有する移植患者が拒絶反応を引き起こす可能性が高いとして注目されている抗体で、MICA遺伝子は現在69種類が発見されている。今回新たに報告された「MICA*061」は70番目にあたる。
同センターの葉欣(イエ・シン)副所長によると、今年初めに献血された血液を検査していた際、広州市内に住む血液型O型の男性(23)から発見された。その後、世界保健機関(WHO)に報告、先月30日に承認され、WHOのHLA(ヒト白血球抗原)命名委員会に「MICA*061」と命名された。これが広東省出身者特有のものかについては、まだ分かっていない。(翻訳・編集/NN)
Record China
2008/11/10
Record China
2009/11/3
Record China
2010/4/18
Record China
2010/5/5