都市化急進、2020年には人口の半数が都市住民に―中国

Record China    2010年5月14日(金) 20時46分

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11日、中国市長協会は、「中国都市発展報告」09年版を北京で発表、「2020年までに人口の50%が、2050年には75%が都市居住者となる」と指摘した。写真は旧正月の帰省ラッシュでごった返す鄭州市。

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2010年5月11日、新華網によると、中国市長協会は「中国都市発展報告」09年版を北京で発表、「中国では都市化が急速に進んでおり、2020年までに人口の50%が、2050年には75%が都市居住者となる」と指摘した。

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「中国都市発展報告」は、中国国内の都市発展に関する年次報告では権威を有するものであり、中国科学院や中国工程院など有名研究機関の専門家らによる研究成果を総合したもの。2009年版のテーマは「調和都市の建設、金融危機への対応、社会保障の拡大」。

同報告によると、1949年の中華人民共和国成立当初、都市数はわずかに132都市で、都市化水準は10.6%にすぎなかった。60年を経た現在、都市化が急速に進んだ09年には、全国31の省・自治区・直轄市で655都市が存在する。都市化率は46.59%に達し、都市人口は6億2186万人になった。

さらに、同報告は「都市化のレベルは工業発展に比較して、なお遅れている。先進諸国の都市化率85%に遠く及ばないだけではなく、世界平均の50%にも及んでいない。発展の余地は大いにある」と指摘した。都市化率は総人口に対する人口集中地区の人口の割合などで計算する。(翻訳・編集/小坂)

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