2010年5月10日、●湘晨報（●はさんずいと草かんむりに粛）によると、8〜9日は上海万博が開幕して初めての週末を迎え、2日間で35万人近い来場者を記録した。

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8日は12時半の時点で入場者数が17万人を超え、最終的には20万4400人を記録。9日も12時までに12万人が来場、夜8時時点の入場者数は13万8400人だったという。

8日午前9時前、会場の各入り口はつめかけた来場者でいっぱいに。開門とともに最も人気が高い中国館には長蛇の列ができたが、整理券の数に限りがあるため入館できない客も多く出た。8日に中国館前で配られた整理券は3万9969枚、そのうち団体客用が1万2369枚で、個人客の割り当て分は2万8600枚だったが、約5分で整理券はなくなったという。中国館前では370人のスタッフが入場者の整理にあたっており、整理券をめぐる不正行為に対しても万全の体制だ。

同午後3時半ごろ、万博会場の向かい側のバス停では、帰宅のためバスを待つ来場者で込み合い、多くの来場者がバスに乗れず数本見送らなければならない状況に。乗れても超満員のバス内では「押すな！」「これ以上乗るな！」の怒号が飛び交うほどの混雑ぶりだったという。確かに週末の入場者は増加しているようだ。（翻訳・編集/津野尾）