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「中国抑止」か「中国覇権の受け入れ」か、周辺諸国に求められる態度決定―米誌

配信日時:2010年5月10日(月) 23時4分
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2010年5月3日、米誌「Deplomacy」は、中国の台頭によってアジア地域における米中間の競争が激化し、周辺諸国は中国に対する態度決定を迫られると指摘した。環球時報が7日付で伝えた。

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記事は、力をつけた中国が同地域における地域覇権を求める可能性は高く、米国がそれを阻止しようとする構図になると指摘するが、中国の地域覇権達成の道は、かつての米国と比べてはるかに難しいという見方を示した。当時の西半球には米国以外に大国はなく、米国の勢力拡張を阻止するパワーも存在しなかった。しかし現在の中国周辺には日本などある程度の実力をもった強国がいくつか存在する。

さらに、中国の地域覇権実現は、それら周辺諸国が中国を抑止することを選ぶか、或いは中国に依存することを選ぶかにかかっていると同記事は指摘。「周辺諸国が抑止力になるという希望はある」と踏み込んで論じ、日本の潜在的国力と軍事力、またベトナムや10数億の人口と核兵器を有するインドなどに期待できるとの見方を示した。

だが中国も負けてはいない。穏やかな物腰で周辺諸国に対し、経済・貿易・文化などの領域における関係強化を進めており、現在のところこの戦略が効を奏している。記事は、「中国外交が粗暴なら、米政府はアジアの同盟国との強い絆を維持することが可能だが、中国が経済など『ソフト・パワー』を駆使するなら、アジア諸国が中国覇権も悪くないと考えるようになるかもしれない」と論じている。今、冷戦時以上に米国の手腕が問われているといえそうだ。(翻訳・編集/津野尾)

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