2010年5月4日、仲介サイト最大手のアリババ網絡（阿里巴巴）は、卸売り用の電子商取引プラットフォーム「全球速売通」の構築で、米貨物流大手のUPSと戦略提携を結ぶと発表した。中国と香港のメディアが伝えた。

【その他の写真】

「全球速売通」をUPSの物流技術と結合。顧客はUPSの伝票印字、集荷、配送状況のオンライン追跡などのサービスなどが受けられる。衛哲CEOは「国際貿易の売り方、買い方の双方に簡単、安全、迅速な物流サービスを提供したかった」と話している。

「全球速売通」は、大口注文の自社サービス（www．alibaba．com）と異なり、小口注文を専門に扱う。UPS電子商取引営業部門副総裁のジョーダン・コレッタ氏は「アリババとの提携により中国の小企業との連携を図りたい」と述べた。（翻訳・編集/東亜通信）