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4月23日、中国の若者は中高年層に比べて自動車に対する思い入れが深く、明るい色を好み、使用年数が短いなどの特徴があることがわかった。写真は北京国際モーターショーの一汽大衆ブース。
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2010年4月23日、中国大手ポータルサイト・網易の自動車版と新華信国際信息咨詢(北京)有限公司がこのほど行った自動車に関する調査によると、中国の若者は中高年層に比べて自動車に対する思い入れが深く、明るい色を好み、使用年数が短いなどの特徴があることがわかった。
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アンケート調査はインターネット上で行われ、8196件の回答を得た。アンケートの主な内容と回答結果は以下の通り。
1)初めての自動車の所有または購入予定の年齢
中国経済の急速な発展に伴い、若い年代ほど1台目の所有・購入予定の年齢が低くなっている。
90年代生まれ:所有または購入予定は25歳以下(46.7%)
80年代生まれ:同26〜30歳(57.6%)
70年代生まれ:同31〜35歳(50.2%)
60年代生まれ:同41〜45歳(42.6%)
60年代以前の出生:同45歳以降(71.5%)
2)自動車に求める役割
各年代ともに「外出時の交通手段」の割合が最も高いものの、90年代生まれは自動車を「親密な友人」、80年代生まれは「コミュニケーションの道具」とみる比率が他の年代よりも高い。また、若い世代ほど自動車を「プライベート空間」と捉える傾向が高く、特に90年代生まれは自動車に対する思い入れが深い。
3)自動車選択の基準
「価格」「ブランド」「安全性」が3大要素だが、最近のガソリン代の高騰が影響して「燃費」が注目を集め、4位にランクインしている。年代別の差は小さい。
4)ボディカラー
90年代生まれを除いたその他の世代では、順位の入れ替わりはあるものの「ブラック」「シルバー」「ホワイト」がトップ3。90年代生まれでは「ブラック」「ピンク」「ホワイト」となっている。また、80年代生まれは「レッド」を選択する割合が他より高くなっており、若い世代は明るい色を好むことが読み取れる。
5)購入資金
90年代生まれでは、「家族が全額負担」(15.1%)、「家族が一部負担」(50.8%)で、他の年代と比較して「親頼み」が目立つ。全体的にも若いほどその傾向が高い。
6)使用年数
若い世代ほど5年以内に買い換える割合が高く、高年齢層ほど5年以上乗り続ける傾向がある。90年代生まれでは使用年数3〜5年が58.2%。60年代以前の出生者では「10年以上使用する」(16.7%)を含め、5年以上使用する割合が63.1%となっている。(翻訳・編集/HA)
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