<中国食品>野菜を汚水に漬け重量水増し=悪徳農家の悪知恵―江蘇省南通市

Record China    2010年5月5日(水) 15時39分

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4月、江蘇省南通市のネット掲示板に「驚きの光景!不良農家が野菜の重量を増すためにセロリを汚水に3時間漬けてから出荷」と題した書き込みが登場、話題を集めている。写真は08年12月、遼寧省瀋陽市で処分された、基準値を超す残留農薬が検出されたセロリ。

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2010年4月、江蘇省南通市のネット掲示板に「驚きの光景!不良農家が野菜の重量を増すためにセロリを汚水に3時間漬けてから出荷」と題した書き込みが登場、話題を集めている。2日、揚子晩報が伝えた。

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書き込みの内容は以下の通り。4月26日午後、南通市郊外を通り過ぎると、農家がビニールハウスから収穫したセロリを、付近の汚れた小川に放り込んでいた。その農家に話を聞くと、野菜の重さを増やすため3時間ほど水につけるのだとか(中国では野菜は量り売りで取引されるため、重さを増やせばそれだけ収入も増える)。問題は放り込まれた小川の汚さ。水が黒く濁っているばかりか、プラスチックごみやビニール袋が浮かぶごみ捨て場のような場所だったという。

書き込みを見たネットユーザーは「こんなものを食べさせられているのか」と怒り心頭。「農家に道徳心がない」「毒性があるのではないか」などの書き込みが集まった。揚子晩報が出荷先の卸売市場を訪ねたところ、個別農家が持ち込む野菜はサンプル検査しか行われないため、問題のセロリが検査をくぐりぬけている可能性もあるという。また、サンプル検査の項目は農薬と重金属汚染に限られているため、それ以外の汚染については全く検査しようがないのが実情とのことだった。(翻訳・編集/KT)

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