地震局局長がペットのニワトリで地震予知?局側は「補助的役割」と説明―河南省洛陽市

Record China    2010年4月30日(金) 17時30分

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29日、河南省洛陽市の地震局局長がニワトリやアヒルを飼育して地震予知を試みていたとされる問題で、同局がこれを否定するコメントを発表した。写真は青海地震被災地に設けられたテント村。

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2010年4月29日、河南省洛陽市の地震局局長がニワトリやアヒルを飼育して地震予知を試みていたとされる問題で、同局がこれを否定するコメントを発表した。東方今報が伝えた。

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事の発端はインターネットの動画サイトに、洛陽市地震局の「地震マクロ観測地点」で撮影したとされる動画が投稿されたこと。動画では職員らしき人が「ここにはニワトリやアヒル、犬、ウサギなどが計3000匹いる」と話し、これらは同局の孫海洋(スン・ハイヤン)局長が地震予知用に飼っているものだと紹介。ネット上では「そんなやり方で良いのか」「原始的すぎる」などと論議が巻き起こった。

これに対し、同局側は「孫局長が飼っているものではない」と否定。これらの動物は同局が地震予知用にわざわざ飼っているものではなく、同局が「地震観測地点」に任命した動物養殖業者が飼っているもので、「地震予知の補助的役割を果たしている」と説明した。

同局はまた、中国は動物を使った地震予知の成功例があり、1975年に遼寧省海城市で起きたマグニチュード7.3の地震の際も、動物の異常行動により地震を予知し、被害を最小限に抑えた実績があると強調した。(翻訳・編集/NN)

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