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<華南トラ>騒動に終止符!「生存に適さぬ環境」と結論―中国国家林業局

配信日時:2010年4月29日(木) 15時2分
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27日、中国国家林業局は、陝西省鎮坪県とその周辺地域について「華南トラが長期的に生存できる自然環境条件を満たしていない」との調査結果を発表。これにより07年から続く「華南トラ騒動」に終止符が打たれた。写真は上海動物園で誕生した生後2週間の華南トラ。
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2010年4月27日、中国国家林業局は、陝西省鎮坪県とその周辺での調査結果に基づき、同地区は華南トラが長期的に生存できる自然環境条件を満たしていないとの結論を発表した。これにより、07年から続いてきた「華南トラ騒動」に終止符が打たれることになった。28日付で人民網が伝えた。

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調査の内容は同局のウェブサイトで公表された。それによると同局は、黒龍江省野生動物研究所、東北林業大学、北京林業大学、吉林省林業科学研究院、国家林業局調査計画設計院、国家林業局野生動物研究・発展センターの各専門家による調査チームを組織し、陝西省鎮坪県および周辺地区約2157平方キロメートルにわたって、華南トラなど野生動物に対する調査を行った。

その結果、調査期間中に華南トラの生存が確認できず、さらに調査チームは「当該地区の自然環境は華南トラの群れの最小単位が長期に生存できる条件を満たしていない」と結論づけた。

中国国家林業局野生動植物保護・自然保護区管理局組織の専門家もこの結論を認定した。(翻訳・編集/HA)

■華南トラ事件(07年10月)

陝西省林業庁は、農民・周正龍(ジョウ・ジョンロン)さんが、絶滅したと思われていた野生の華南トラの写真撮影に成功したと発表。賞金2万元(約30万円)を授与し、写真を公開したが、間もなくねつ造疑惑が噴出。08年11月、周の行為は金銭目的の詐欺罪にあたるとして懲役2年6か月・執行猶予3年の判決が下された。また、「検証もなしに写真を認定した」として官僚13人の処分が発表された。

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