09年の都市競争力、「北部が躍進、南部は後退」―中国

Record China    2010年4月28日(水) 0時7分

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26日、中国社会科学院が発表した「都市競争力青書」によると、09年の都市競争力が最も高かったのは香港。北部の躍進も目立った。写真は天津の濱海新区に建設中の于家堡金融区。

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2010年4月26日、中国社会科学院が発表した「都市競争力青書」(青書=日本の白書に相当)によると、09年の都市競争力が最も高かったのは香港だった。中国網が伝えた。

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上位10都市の2位以下は、広東省深セン市、上海市、北京市、台湾台北市、広東省広州市、天津市、台湾高雄市、遼寧省大連市、山東省青島市。同院の倪鵬飛(ニー・ポンフェイ)博士はこの結果を受け、「東南沿海部の競争力低下、北部と中部が急速に台頭」「沿海都市、北部が台頭、南部が後退」「全国的に飛躍」「東南部の優勢が若干低下、都市間の格差が縮小」「中西部の省が勢いを加速」とする5つのキーワードを挙げた。

倪博士によれば、昨年の上位10都市は4エリアで構成されていたが、今年は5エリアに広がった。さらに細かく分類すれば、珠江デルタ3都市、長江デルタ1都市、台湾地区2都市、環渤海エリア3都市、そして今回から東北エリアが1都市加わった。

「2010年中国都市競争力青書:中国都市競争力報告」は倪博士を始めとする各地の専門家や機関が、半年かけてまとめたもの。26日と27日に北京と香港でそれぞれ発表される。(翻訳・編集/NN)

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