<上海万博>リハーサルで露呈した数々の問題点―英メディア

Record China    2010年4月27日(火) 0時2分

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25日、BBC中国語版は、上海万博のリハーサルで多くの問題点が露呈したと報じた。写真は25日のリハーサルの模様。

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2010年4月25日、英BBC放送の中国語版ウェブサイトは、上海万博の開幕まで1週間となった24日、実際に30万人の客を入れてリハーサルが行われたが、多くの問題点が露呈したと報じた。

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記事によると、多くの人気パビリオン前には早くから数十メートルの長い行列ができ、ひどい混雑ぶりだった。最大で3時間待ちのパビリオンもあった。食事の問題も深刻で、各国の名物料理が集められたとはいうものの、値段が高すぎて客の多くは素通り。1袋10元(約138円)のパンに人気が集中した。また、警察が厳しく取り締まったにも関わらず、ダフ屋もあちらこちらで見られた。リハーサルの無料入場券は1枚400元(約5500円)で売られていた。

周辺住民も会期中は不便を強いられる。上海政府は万博会場の周辺500メートル、約7平方キロメートルの区域を「管理区域」とし、厳しい管理体制を敷く。区域外の車両は進入禁止で、洗濯物を外に干すことも出来ない。精神病患者もしくは法論功信者のいる家庭は地元の居住委員会や警察当局が監視。周辺に住む10万人は会期中、おびただしい量のネオンや騒音に悩まされることになる。(翻訳・編集/NN)

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