2010年4月25日、新華網によれば、中国では生活水準の向上に伴って「美」への関心も高まっており、美容整形が一大産業になりつつある。

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これは24日に広東省広州市で行われた「2010年全国整形美容新技術専門家シンポジウム」で中国医師協会の李世栄（リー・シーロン）教授が明かしたもの。李教授によれば、民間の整形業界は国内外からの資本の後押しもあり急速な成長を続けており、一般家庭においても不動産、自動車、観光、通信に続く5番目に大きな消費項目になりつつあるという。

統計では、中国の美容整形業界は過去5年間において年15％の速さで成長している。これは、中国全土のGDP成長率を上回るスピード。業界のターゲットユーザーは現在3億人、業界従事者は1120万人を数える。2010年には美容サービス業界の総収入額は3000億元（約4兆1300億円）を突破すると見られている。また、今後5年間で美容整形の消費支出額は2倍に膨れあがるとともに、第3次産業で最も大きな業界になると予測されている。

以前、中国人は韓国の美容整形サービスに熱い視線を送っていたが、技術レベルの向上に従って、海外から中国への美容整形ツアーが組まれるなどその立場は逆転しつつあり、韓国美女の中にも「メイド・イン・チャイナ」が増えていると李教授は話している。（翻訳・編集/岡田）