2010年4月23日、中国本土1位の富豪の座が入れ替わった。李[金里]（リー・リー）・李坦（リー・タン）夫妻が新たな中国一の大富豪となった。24日、環球時報が伝えた。

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李夫妻が経営する深セン市海普瑞薬業株式有限公司は、23日、深セン中小企業ボードに上場した。発行価格は148元（約2040円）とA株史上最高を更新した。李夫婦の所有株2億8803万株。発行価格で計算すると資産は426億元（約5870億円）となり、電池・電気自動車大手BYDの王伝福（ワン・チュワンフー）会長の396億元（約5450億円）を超えた。

2人はともに1964年生まれ。四川大学化学学部の同級生で、卒業後に就職した企業も一緒と二人三脚で歩んできた。1998年に創業。夫の李[金里]氏が理事長、妻の李坦氏が理事、副総経理として会社を成長させてきた。海普瑞薬は抗血液凝固剤「ヘパリンナトリウム」の原料製造を主要業務としており、中国で唯一米食品医薬品局(FDA)の認可を獲得、米製薬企業にとっては唯一の原料供給企業としての地位を確立した。また欧州連合(EU)のCEP認証も獲得している。（翻訳・編集/KT）