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上海市にある12階建てのビルを爆破して取り除く作業が行われた。ほこり対策としてビルには10tの水が注がれたが、水でほこりをおさえる試みが行われたのは、上海市で初めてだという。
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2006年11月30日の午後3時、上海市楊浦(ヤンプー)区の楊樹浦路(ヤンシュープールー)と江浦(ジアンプー)路との交差点にある、老朽化した12階建てのビルの爆破が行われた。
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爆破後のほこり対策として、作業員たちは事前に10tの水を建物内に注ぎ込んでいた。水でほこりをおさえる試みが行われたのは、上海市で初めてのことだそうだ。
ビルは轟音をたてて崩れ落ち、一瞬のうちにがれきの山になった。ほこり対策がとられていたものの、周囲には近くが見えないほどのほこりが舞い上がった。
話によると、このビルはもともと上海水産ビルであり、その後2つ星ホテルとして利用されていたものだという。