ブタ軍団の逆襲?!野生化したブタ1400頭の襲撃、人間を襲うまでに―雲南省デチェン蔵族自治州

Record China    2010年4月24日(土) 0時4分

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2010年4月22日、雲南網は、雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ県東[土貝]村が、1000頭以上もの野生化したブタの被害に悩まされていると報じた。写真はシャングリラ県。

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2010年4月22日、雲南網は、雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ県東[土貝]村が、1000頭以上もの野生化したブタの被害に悩まされていると報じた。

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事件の発端は12年前のこと。食品企業を経営する楊佩春(ヤン・ペイチュン)さんは、実験と称して50頭のブタを山に放した。ブタは野生化し、その数を増やしていったという。そして今年。楊さんはブタを東[土貝]村の和立新(ホー・リーシン)村長に譲った。和村長は200万元(約2740万円)を投じて養豚場を作ったが、問題はここで発覚した。ブタは楊さんの所有物とはいえ、完全に野生化している。ブタは1400頭と推測されているが、正確な数はわからないありさま。養豚場に追い込むことなどできるはずもない。

問題はそれだけではない。食料がない季節になると、ブタの群れが牧場の飼料を奪ったり、貴重な松茸や薬草を食べてしまうなどの被害も生まれている。ついには人間が襲われたケースもあったとか。困り果てた村民は、山狩りをして養豚場に押し込むしかないとこぼしている。(翻訳・編集/KT)

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