日本に次ぐ利用時間の長さ、インターネットが中国人の娯楽の中心に―米紙

Record China    2010年4月24日(土) 10時22分

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19日、米紙ニューヨーク・タイムズは、約4億人のネット人口を有する中国でインターネットが娯楽の中心になりつつある状況を報じた。写真は上海のネットユーザー。

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2010年4月19日、米紙ニューヨーク・タイムズは「インターネットが中国人の娯楽スタイルに」と題した記事を掲載し、約4億人のネット人口を有する中国でインターネットが娯楽の中心になりつつある状況を報じた。22日付で環球時報が伝えた。

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ボストン・コンサルティング・グループの調査によると、中国人がインターネットを利用する時間は米国人より多く、日本人に次ぐ長さ。バーナード・カレッジの楊国斌(ヤン・グオビン)副教授は「インターネットは交流以外にも、人々に様々な活動の場を提供している」とその人気を分析。ある中国人ユーザーは「インターネットは各種の交流や娯楽に関する選択肢を提供してくれる」とその魅力について語る。

中国の若いネットユーザーの間では最近、「プリズン・ブレイク」や「ゴシップガール」など米国のテレビドラマが人気で、ファンサイトを立ち上げたり、中国語の字幕をつけたりと盛り上がっている。中国大手動画共有サイト「土豆網」の王微(ワン・ウェイ)CEOは「インターネットは現実生活のある種の反映。人々は実際の生活の中でカラオケに行ったり、友達と遊んだり、買い物をする。ネット上でも同様のことができる」とその実用性を指摘している。

また、中国でも米国と同じように若者のテレビ離れが起きており、余暇を過ごす時間がネットへと移りつつある。このため、中国のテレビ局では、米国で人気を博した視聴者参加型アイドルオーディション番組「アメリカン・アイドル」などをモデルとした番組作りをしているという。(翻訳・編集/HA)

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