中国13億人を感動させたラブストーリー 病を超えた愛の奇跡(1)出会い

Record China    2006年11月30日(木) 16時23分

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この日中国の各都市で、5万もの人が集まり、ある夫婦への思いを込めてロウソクに火を灯した。昏睡状態79日間目を迎えた唐さんと、それを支える妻・常さんの物語は、中国全土の人々を感動させ、多くの人々が彼らを応援している。

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2006年11月25日の午後7時、瀋陽(しんよう)や成都(せいと)など中国の157もの都市で、5万人を超える市民がろうそくを持ち寄り、1本1本に火を灯した。その灯火に、ある1組の夫婦への思いを込めて。さらに数十万人が、新聞社が開設したホットラインに電話をかけたり、夫婦にメールを送ったりして、彼らを応援している。

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その夫婦とは、昏睡状態79日間目を迎えた唐雪竜(タンシュエロン)さんと、その妻である常超(チャンチャオ)さん。彼らの愛と闘病の物語が今多くの人の心を打ち、その行方が見守られている。

2006年1月、唐さんと常さんはインターネットのお見合いサイトで知り合った。彼らにとってほんの偶然だったのかもしれないが、この出会いはお互いのその後人生で最も重要な出来事となる。

唐雪竜(タンシュエロン)さんは、北京市に住む30歳の会社員だ。3年前にがんで父を亡くし母親と2人暮らし。唐さんも10歳のとき脳腫瘍を患い、摘出手術を受けていた。術後の経過は良好で、健康な生活を取り戻した唐さんは小さい頃から心優しく、誰からも好かれる好青年だった。彼は大学へ進学後、23歳で計理士の資格を取得し、その後社会人になってからの熱心な仕事ぶりは評価が高く、人間的にも信頼を得ていた。

しかし26歳の時に右目の後ろに腫瘍が見つかり、再び彼を苦しめることとなる。医師の診断の結果、この腫瘍は既に大きくなっており、唐さんは右目の視力を失った。そして依然として病状は進行しつつあるという事実を、残酷にも突きつけられたのだった。

一方、北京市郊外に住む常超(チャンチャオ)さんは、ごく普通の26歳の女性。彼女も10歳の時に父を亡くしたが、母親に女手1つで育てられ、思いやりのある優しい女性に成長した。母親は、娘が1日も早く結婚して、幸せな家庭を築いてくれることを強く願っていた。

2人が偶然出入りしていたインターネットのお見合いサイトは、匿名性が高いことから悪質な目的の接触も多い。しかし彼らは幸運にも、出会いを求める誠実な相手に巡り会えた。2人はメールで親交を深め合い、お互いについて語り合った。嬉しいこと、悲しいこと、辛かったこと。何を見てどのように感じたのか、自分の思いをメールにつづり伝えることで、お互いの全てを知っているような、不思議な感覚が心を満たしていった。そしてごく自然に信頼関係を築いた2人は、思い切って実際に会う約束を交わしたのだった。

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