地震被害者救援などのため、年内に5万人規模の専門部隊を創設へ―中国国防省

Record China    2010年4月22日(木) 7時33分

拡大

20日、中国国防省が有事の緊急救援活動を行う国家級の専門部隊を年内に創設する考えであることを明かした。創設される部隊は8部隊、5万人規模になるという。写真は今月14日に発生した青海地震の被災地に駆けつけた救援部隊。

(1 / 4 枚)

2010年4月20日、中国国防部が有事の緊急救援活動を行う国家級の専門部隊を年内に創設する考えであることを明かした。同部総参謀部緊急対応室の責任者・田義祥(ティエン・イーシャン)氏による発表。新華網の報道。

その他の写真

08年5月に発生した四川大地震以降、中国では人民解放軍や武装警察などの部隊が救援・救助活動に従事することが多く、救援・救助活動の面で得た経験や教訓を生かした専門部隊を創設する運びになった。

創設される専門部隊は8部隊、総勢5万人規模で、今年末にも活動を開始する見込み。主に災害情報共有システムの強化、緊急指揮機構の設置・関連法整備、救援装備や人員の増強など7つの分野で強化を図り、非戦時軍事行動力を底上げする。なお、青海省玉樹チベット族自治州で発生した今回の地震でにおいて、中国の軍事関連機関は地震発生から12分以内に地震局の災害通報を受け取ることができたという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携