<青海地震>救援隊派遣より資金援助を=「地形が狭く大規模な活動は困難」―国防部

Record China    2010年4月21日(水) 22時36分

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20日、中国国防部の黄雪平報道局長は青海省で起きた地震の被災地への外国からの支援について、「地形が狭く大々的な救援活動は困難。資金援助を中心にして欲しい」と述べた。写真は20日、被災地に救援物資を運び、医療活動を行う中国人民解放軍空軍の兵士たち。

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2010年4月20日、中国国防部新聞(報道)事務局の黄雪平(ホワン・シュエピン)局長は記者会見で、青海省で起きた地震の被災地への外国からの支援申し出に対し、「地形が狭く大々的な救援活動は困難。資金援助を中心にお願いしたい」と述べた。中国新聞網が伝えた。

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黄局長は、被災地の地形は非常に狭いため多数の救援隊が活動を行うのは困難であることや、今のところ救援隊の数は足りており被災地の需要も基本的に満たされていることから、外国からの支援は救援隊の派遣ではなく資金援助を中心に受けたいとの希望を述べた。それらは被災地の復興資金にあてるという。

記事によれば、地震発生直後からイスラエル、トルコ、北朝鮮、ベトナムなど8か国から救援隊派遣の申し出があった。黄局長は、「災害時の国際協力において、中国は一貫して開放的な姿勢を取っている。08年の四川大地震では救援隊を含む各国からの支援を受けたし、ハイチやチリの地震で中国は救援隊を派遣した」と述べ、政治的な意味はないことを示唆した。

外国からの救援隊を受け入れないことについては、一部の海外メディアが「他に理由があるのではないか」と報じているが、国務院新聞(報道)弁公室新聞局の郭為民(グオ・ウェイミン)局長も「こうした報道は正しくない。救援隊派遣の申し出に対しては国際社会の中国人民に対する友情だと感じ、深く感謝している」と否定した。(翻訳・編集/NN)

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