2010年4月15日、中国自動車工業協会が発表した最新の統計によると、今年1−3月期の中国の自動車販売台数は前年同期比72％増の461万台に達し、米国の308万台を上回り、世界一の座を維持した。信息時報が伝えた。

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一方、生産台数は同77％増の455万台だった。記事によれば、米国の自動車産業は明らかな回復傾向を見せており、今年の販売台数は通年で1300万台に達する見込み。一方、中国はそれを上回る「中国速度」で年間1700万台に達するとの見方が広まっているため、米国が今年中国を抜いて世界一の座に返り咲く可能性はかなり低いと指摘した。

統計によると、中国の自主ブランド乗用車の販売台数は09年通年より5％増の計173万4900台で、全体の49％を占めた。国別の販売台数は日系が68万8500台（シェア20％）、ドイツ系が42万7000台（同12％）、米系が33万8300台（同10％）、韓国系が24万6800台（同7％）、仏系が8万8400台（3％）。

また、自動車取得税減税の優遇措置が取られている排気量1．6リットル以下の小型車の販売台数は前期比28％増の86万8300台だったが、乗用車全体に占める割合は前月比3ポイント減の69％にとどまり、縮小傾向にあることが分かった。（翻訳・編集/NN）