2010年4月15日、中国遼寧省瀋陽市で、瀋陽兆寰（日本）現代建築産業パーク建設の起工式が行われた。鹿島建設が、地元の瀋陽兆寰現代建築産業園有限公司と共同で開発する。総投資額40億元、面積2平方キロメートル。プレハブ建築関連を中心に、設計、研究開発、施工、製造など日系企業50社あまりの誘致を目指す。中国各メディアが伝えた。

パークの特色は日本のプレハブ式建築体系の導入で、工場内で建築物を製造し現場で設置する。業界関係者によると、建築物の品質向上、省エネ、工期短縮などの利点があり、瀋陽のような寒冷地でも冬季に大規模な施工が可能となる。（翻訳・編集/東亜通信）