<青海地震>「ただ抱き合っているしかない」死者589人も進まぬ救援活動、人力での救出続く―中国

Record China    2010年4月15日(木) 11時7分

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14日(現地時間)、中国西部・青海省玉樹チベット族自治州でマグニチュード(M)7.1の激しい地震が発生した。およそ4000人の武装警察が投入されたが、人力での救出作業に甘んじているという。写真は14日夜、四川省を出発する救援物資。

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2010年4月14日午前 7時49分(現地時間=以下同)、中国西部・青海省玉樹チベット族自治州でマグニチュード(M)7.1の激しい地震が発生した。同日午後6時までに計606回の余震を数え、中国新聞社による報道では15日午前2時現在、地震による死者数は589人、負傷者数は1万人、倒壊家屋は1万5000戸で、およそ10万戸の人々が避難している。

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長江日報の報道によると、現地では多くの住民が生き埋めとなっているが掘削機などが不足しているため、およそ4000人の武装警察を投入した救援隊は人力での救出作業に甘んじているという。

同日夜は雪の降る中、−15℃という厳しい寒さとなり、現地小学校の校長は「校庭に避難した児童らとただ抱き合っているしかない」と、窮状を記者に訴えた。また、教育ボランティアとして現地に赴任している女性は、「本当に何もかもがメチャクチャです」と声を詰まらせた。(翻訳・編集/愛玉)

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